利用者Cさんの声

自分自身のこれまでとこれからへの決意
私がこの事業所にやってきたのは2019年の1月中旬ごろです。それ以前は一般企業のなかで障がい者雇用を推進している専門の部署で2年9か月、1日当たり7時間の勤務を続けていました。しかし、その職場において人間関係に起因するトラブルがある時期に立て続けに発生したことから、「これ以上の契約更新は厳しい」と告げられ、事実上「クビ」となってしまいました(書類手続き上は自己都合による退職)。
その当時、自分自身は共同生活事業所へ入所しており、このままでは利用料が払えなくなる、という状況に追い込まれ、なんとか次の勤務先を探し当てなければ、焦りが隠せないままハローワークや就職面接会を渡り歩く日々が数か月にわたって続きました。その際、新たな職場を探していく中で「就労継続支援事業所」の存在を知りました。制度上は「就労継続支援A型」および「就労継続支援B型」それぞれの事業所が開設されているとのことで、まずは話を聞いてみようと考え、「株式会社くじら」で「就労継続支援事業」のそもそもについてとか、どのような働き方ができるのか、賃金制度や勤務時間などについて貴重なお話をたくさん聞くことができました。
その結果、まずは「くじら」で今後の就労に向けた訓練を積みつつ、これから自分自身がどのような仕事をしたいのか考えるきっかけを作りたいと考え、手続きを経て入所し、現在に至ります。
この事業所での仕事は、自分自身にとって新しい経験を提供してくれるとともに、勉強できるチャンス、そうとらえています。この事業所での経験は、間違いなくこれからの自分自身の糧にしていくことができると確信しています。