この作品を観て下さった視聴者の方に、心から楽しんで欲しい

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突然のコロナウィルスの中、人が生命活動の制限を余儀なくされ、ミュージシャンにとっても、人を集めてライブで盛り上がると言う、当たり前の事が当たり前で無くなってしまい、生活苦による経済的大打撃となってしまいました。

ミュージシャンの経済活動と言うと、ピンと来ない方も多いかと思いますが、僕たちの活動は、ライブハウスだけでなく、ライブバーやレストランと言った、飲食業と密接に関わって行くモノです。

特にレストランなどは、アーティストのライブの集客、予約状況に応じてその日のスタッフ人数、食材、お酒の注文などをコントロールしています。ライブが出来ないと言う事は、最終的に、それら飲食業を支えている生産者にまで致命的な打撃となります。

そんな混沌とした世の中、文化庁による芸術支援補助金制度が出来上がりました。 これは、音楽家として、コロナ禍においても、配信ライブや作品制作を事業として積極的に行う者に対して、国が資金補助を行うといった取り組みになります。

そこで、僕は、兼ねてから温めていた音楽事業計画を実行する事にしました。僕が尊敬しているミュージシャンやダンサーに集まって貰い、素敵なミュージックビデオを制作。これを観てくれた視聴者に、少しでもコロナの世の中に希望を持って欲しいと思いました。

僕のバンド、13soulsは、アメリカが産んだ、ジャズやブルーズ、ソウル、ゴスペルなどに根ざした、ルーツミュージックが母体となっています。これは、ダンスミュージックにおける本質的な所で、古くはロックンロールはジャズの中から産まれて来ました。そこで、今作品の出演メンバーは、ジャズとダンスミュージックに理解のある面々に集まって貰いました。

会場は、渋谷セルリアンタワーにあるジャズクラブ、JZ Bratを選びました。ここには、僕達が夜な夜な集まって、ミュージシャンの生演奏に、ダンサー達がセッションに参加すると言った特別な思い入れがあります。

今作品のストーリーは、ミュージシャンに憧れがある僕、山内洋介が迷い込んだ先に、素晴らしい演奏をしているステージ上の自分を見つめて、あれは一体何だったんだろう?と言うパラレルワールドになっています。

この作品を観て下さった視聴者の方に、心から楽しんで欲しいと思っています。

山内洋介(13souls)

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山内さん

僕、山内洋介は、株式会社くじらの利用者として、3年ほど勤めています。

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